相続税申告の注意点
相続税とは、亡くなった方から受け継ぐ財産に対して掛かる税金のことをいいます。
取得した財産の合計が基礎控除額を超える場合に発生するものです。
そんな相続税を申告予定の方は、様々な書類の準備に追われて大変だと思います。
相続税申告で失敗しないよう、注意すべき点についてご紹介致します。
申告期限
相続税の申告には、期限があります。
それは、相続の開始を知ったその日から10ヶ月以内です。
それまでに申告できなかった場合は、無申告加算税や延滞税という重い税金が課せられます。
冒頭の通り様々な書類の準備がありますので、早めに着手されたほうが良いでしょう。
もし期限内に申告したのに申告漏れがあった場合は、税務調査が入る前に、早急に修正の申告をするようにしましょう。
調査後だと、加算税が掛かってしまいます。
財産に含まれるもの
預貯金や不動産はもちろん、美術品や骨董品、車など価値あるものも相続財産として含まれます。
テレビや洗濯機など電化製品も、被相続人が購入したものであれば、それらも相続財産として計算に含まれます。
また、生命保険金、墓石や仏壇、公共事業用財産など相続税の掛からない財産もあります。
申告場所
相続税の申告場所は、被相続人の死亡時に日本国内に住所があるなら、被相続人の住所地を所轄している税務署長にて行います。
相続人の住所地を所轄している税務署長で行うわけではありませんのでご注意下さい。
納税する場合は、現金で収めるのが原則となっています。
ご自分だけで相続税の申告をするというのは、相当の困難を極めます。
それなら、プロに相談してみてはいかがでしょうか。
岡山で、相続税の申告など、相続手続きに関するご相談でしたら、当税理士事務所をご利用下さい。
遺産分割協議書作成や遺言書作成サポートなども承っています。
他にも、法人税申告や確定申告などに関する相談も承っていますので、まずはご連絡お待ちしております。